独学受験の現実性

社会保険労務士の試験は合格率が甘いものではないので、 効果がよさそうな勉強法を採用する場合でも絶対に油断は禁物なのですが、 さて社会保険労務士の独学はどれくらい成功率がありそうでしょうか。

社会保険労務士の独学は、「費用対効果」を軸にして見渡すとどうでしょうか?
独学がうまくいって、その年の社会保険労務士試験にストレート合格できた日には 費用対効果の最高峰といえますね。
お金がほとんどかかっていないのに、時間も最小限にしかかからなかったことになります。

しかしそうは問屋がおろさないのが社会保険労務士試験の現実です。
毎年の合格者は、10パーセントもいませんが、その大部分は2回以上受験している人も多く、 また学校や通信講座の出身者がかなりいます独学で社会保険労務士に受かる人は 常に少数で、それに1回だけで受かる人が多いというデータはどこにもありません

独学で社会保険労務士試験を受けるのなら、試験までに最低6ヶ月以上ある場合に、 2週間~1ヶ月くらい試してから決めたらどうかと思います。
自分で教科書や問題集を少し買ってみて、興味ある科目から (健康保険や年金関係だと、比較的抵抗なく入っていきやすいでしょう)読んで、 あるいは解いてみて、内容についていけそうかどうか確認してください。
なかなかはかどらなかったり、すぐにわからないことが出てきて先へ進めなくなったり するようだったら、独学は早いうちに見合わせたほうがいいと思います。

独学で怖いのは、間違った覚え方をしてしまうことです。
誰にも頼れない分、ややこしい部分に出くわしたときに、 正しい理解に到達できなくて独りよがりな勉強になってしまう確率が非常に高いのです。
しかしそんな部分も、専門家に問い合わせたら一発で正解を教えてもらえることが ほとんどです(この差は、はかり知れないほど大きいです)。

もうひとつ独学で怖いのはやはり、 先へ進むスピードが遅くて試験に間に合わなくなることでしょうか。
実際に、独学しようとして脱落する人の多くは、勉強中に袋小路に迷い込んだような感覚に なってしまったことを理由によくあげています。

社会保険労務士の独学は、不可能ではありませんが、成功率はとても低いので 費用対効果は全体で見たらとてもよくない方法となることは認めざるを得ないでしょう。

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