
試験の日程を確認しよう
社会保険労務士の試験を受けて資格がほしくなったら、試験の仕組みや日程を
真っ先に確認しましょう。
社会保険労務士の試験は、年に1回だけしか受けるチャンスが回ってきません。
社会保険労務士試験を受けたくなったときがいつ頃かに関係なく、誰だって
ストレート合格や最短コースを歩む合格をしたいと思うのはやまやまですね。
ただ、いつ社会保険労務士になりたいと思うかは受験者ひとりひとりでバラバラですが、
合格率を超えるに足りるじゅうぶんな勉強ができるかどうか、その点は大きいです。
毎年どんなスケジュールで行われているのか説明しましょう。
▲社会保険労務士試験のスケジュール
出願時期:毎年4月中旬~5月末
・受験料は変わる可能性もありますが、9000円くらいで高額になることはありません。
・郵送で申し込むことが普通ですが、試験センターに持っていくことも可能です。
受験票送付開始:毎年8月初め
試験日:8月下旬日曜日
・第4日曜日であることがほとんどです。
当日の時間割
午前中:(9時頃開始~210分) 択一式問題
午後:(14時頃開始~80分) 選択式問題
・平成23年度から、選択択一式問題と選択式問題の順序が逆転しています。
合格発表:毎年11月半ば前後
社会保険労務士試験日までにつくり出す勉強時間とも関係ありますが、
1回きりの受験で合格したいなら、半年は確保したいところです。
つまり、(できるならの話ですが)2月くらいまでに
受験の決意と準備とりかかりをしたいところです。
3月や4月からとなると、かなり日数がありませんから、
すごくいい勉強法を選ぶことができる場合でも、相当の時間を集中的にかける覚悟が必要です。
出願締め切りが迫ってくる時期、5月ともなるともうその年の合格は過酷といっても
いいでしょう。その年の受験は、力試しをしに行くような気分で受けることにして、
翌年度の合格をゴールにしたほうが現実的でしょう。
もちろん、ただあきらめる必要もありません。3~5月から勉強開始で
とにかく時間がなくても受かる人は実はいます。
その手の受験者は、通信講座や一部の学校等がやっている講座を複数使う
(オーソドックスなコースのほかに、単発で受けられる科目別のコース等)といった
方策を取っていることがけっこうあるようですから、参考にしてください。